小室哲哉さんが引退... 不倫暴露で飯を食う週刊文春やワイドショーは本当に必要なのか?
ベッキーのゲス不倫で大きな話題を呼んでからというもの、最近のトレンドは「不倫」になった。
芸能人が不倫、議員が不倫、他人の家庭問題について異常に関心を持ち過敏に反応する人間が本当に多い。お天気予報の方がよっぽど役に立つニュースだと思ってしまうのは自分だけだろうか?
不倫を暴いて誰が得をする?
勘違いして欲しくないので先に言っておくが、「不倫」というのはもちろん100%悪であってどんな理由があろうと許されるべきではない行為である。
ただ、記者が追いかけ回してまで暴かなければならないことなのだろうか... 不倫自体はまず家庭内で解決すべき問題であると思うし、関係の無い一般人が口を出す必要性はまるでない。
むしろマスコミや第三者が介入することで問題は余計にこじれていくし、不倫された方もとんでもない迷惑を受ける形になる。場合によっては子供や親族にも影響が及ぶことが簡単に想像できる。当人同士、家庭内の問題だったはずが色々な人間を巻き込んで大事になってしまう。
マスコミが不倫を暴き話題にして良い方向に転んだケースなんてまずないはずだ。
それでもマスコミは必死で噂を嗅ぎ周り、視聴者はまだかまだかとスクープに期待する。
実際、不倫のスクープは話題になる。「人を叩くこと」に飢えた人間がとんでもない勢いで叩いて拡散していく。
マスコミは広告料がガッポリ入り、視聴者は叩くことで日頃の鬱憤を晴らす。ある意味合理的といえるのかもしれない。
不倫をした当人同士のことなんて正直どうでもいいのだろう。ただスクープさえあればいい、数字が取れればいい、叩く対象が大物ならさらに良い、そんな感じに思えてしまう。
不倫を過剰に批判する理由はどこにある?
ベッキー批判によく言われていた「イメージダウン」というワードがある。
不倫をすることで世の中のイメージが180°変わってしまい、CM等に起用がしにくくなる... それに関しては家庭内の問題では済まされないと思う。
ただ、結局は事務所と広告代理店の話であって一般人に不利益なことなんてなにもないはずだ。
それでも、あいつは不倫した人間だ!クズだ!とネチネチネチネチ批判する人達がうじゃうじゃとあらわれる。
不倫は悪だ、許されない。だからといって四方八方から集団で批判される理由なんてどこにもない。
一般人が不倫をしていたら、いちいち第三者があいつはどうしようもないやつだ!とわざわざ批判しにいく程の問題になるだろうか?
有名人だからといって何万単位の人間が寄ってたかって叩いてサンドバックにする。そこまで世間に迷惑をかけたの?と聞きたくなる。
せいぜい「アイツ不倫したのか!なにやってんだよ〜」くらいで済む話のように思える。
世間は不倫に過剰反応しすぎている。
不倫を暴くことで良い方向に動くことも自分が知らないだけでもしかしたらあるのかもしれない。しかし批判をするためにどんなニュースも差し置いて話題になるというのは正直おかしい。
もっと有益なことに時間を費やしてくれ。
芸能人のプライベートはどこにある?
有名人だから、著名人だからといってプライベートを根掘り葉掘り詮索されていいものなのかとそっちの方が疑問である。
悪いことをしているとはいえ女性と二人で歩いていた、家に女と入った、ホテルへ向かった... そんな行動の一部始終を常に監視されているというのは本当に気持ちが悪いと思うし、監視している人間も正気なのかと思う。
芸能人の人権はどこへ?
今回の事件から言いたいこと
芸能人のプライベート情報。 それ、本当に必要?
マスコミが悪事を暴くということは必要ではあるが、それを言うならば世の中にはもっと伝えなければならないニュースがたくさんあるはずだ。
数字が取れればなんでもするマスコミは要らないと思う。
視聴側も芸能人のスクープに飢えるよりもっと必要な情報を求めるべきだと思う。
いくらなんでも平和すぎやしないか。
今回、結果として不倫のニュースから小室哲哉さんが引退するに至った。
不倫が実際にあったかはわからないが、少なくともここまで大事にする必要は絶対になかったと思う。
今後もスクープ!スクープ!と同じようなニュースが流れるのかと思うと嫌な気持ちにしかならない。
________________
皆さんは今回のニュースで良い思いをしているのでしょうか。自分の価値観に不安を覚えてしまいした。
おわりです。閲覧ありがとうございました。
おすすめ記事リンク