プレミアムフライデーって必要なの?いらなくない?
今日からプレミアムフライデーが実施されはじめました(全体の3%?程度の会社しかやっていないという噂もある)。
ちなみにプレミアムフライデーというのはカンタンに
・月末の金曜日は仕事を早く終わらせて買い物や家族と旅行とか楽しんで経済回そう
こんな感じの解釈でいいと思います。その日に合わせてお店はセール等のイベントをやることも推奨されているようです。
ここで疑問、プレミアムフライデーって必要なの?ってこと
自分がこの件についてパッと思い浮かんだ事は経済に与える良い影響はあるかもしれないけど、結局すべての人間が仕事を切り上げることはもちろんできない。そんなショッピングや旅行推進!とかいうけど結局その販売とかは誰がやるのって話になってしまうし。
それに月末なんていう忙しい時に悠長に早退したら結局後々の仕事に響くんじゃないの?
残業や休日出勤がなぜ起こっているのかまるで分かってない施策のような気がしてしまいました。
その他にもデメリットとして
・時給制で働いている人達は寧ろ消費が減るのではないか
・1部の職種の人達には無関係になってしまう
・余裕のある大企業等だけ実施され余裕のない今で言うブラック企業のような会社はより労働環境が悪化する原因になるのでは
・デフレの大きな要因は低賃金であるし、早く帰って時間はあってもお金は増えないのだから消費はかわらないのではないか
・休むことのできないサービス業のブラック化が加速してしまうのでは?
などなど、思いつく限りでもこのくらいありました。
もちろん実施されてこれは違ったな、ということもあるかもしれません。なので理想的なプレミアムフライデーが実施されればどうなるかはわかりまん。
しかし今の時点では実施している会社が少ないし、そもそも反応を見る限りではこういう施策が根付くような環境ではないんじゃないのかなあとも感じてしまいました。
最後に。このまま仮にプレミアムフライデーが日本に根付いていけば家族の団欒の時間や趣味に当てる時間が増えて国民の消費も加速でみんなハッピー!という考えは自分的には良いな〜と思っています。考え方だけ。
でも今の状況で本当に必要なのは違法労働への対策や、異常に低い給与の職種の救済のための法のような辛い思いをする人を減らすことであって、余裕のある人がより良い環境になることではないのではないかなと思いました。
施策自体は悪い考えではないと思うので、もう少し煮詰められて誰もが得をするようなイベントになったらいいなあとは思いますが、どうなることやら。
こんな感じでおしまいです。
閲覧ありがとうございました!
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